2010年11月20日土曜日

開発の経緯

このアプリの開発は、手段が目的になっているようなところがあります。
平たく言ってしまうと、僕がサウンドプログラミングに興味を持っていて、勉強ついでに何かを作りたかったという話です。
何故、サウンドプログラミングに興味があると言えば、それは音楽&楽器好きであるため、ディジタル楽器の根本の部分を知っておきたかったからです。また、この分野は高速化が重要になるので、その作業が好きな自分に向いていると思ったからです。

次に、何故、MIDIシーケンサーかと問われれば、主に2つ理由があります。一つは、自分のプログラミングスキルを考え、ある程度難易度が高いものに挑戦したかったということ。もう一つは、シンセサイザを作る場合、音の良さの問題に向き合う必要があるためです。これを避けるためにシーケンサーにしました。

しかし、現状iPhoneには内蔵の音源がないので、結果的に音源部を作ることになりました。ユーザーはシンセサイズできませんが、開発においてはシンセサイザを作るようなものです。兎に角、midif0nにおいて、設計上シーケンサーがメインであり、音源はあくまでサブです。だから音源部にはあまり力を入れていません。音源の話は長くなるので別にしようかと思いますが、一つだけ書いておきたいのは、サウンドフォントをサポートすることにより、音の良さの問題を回避できるということです。つまり仕様通りに実装し、プリセットを作らないことで、音の良さの追求という課題を放り出すことができるわけです。

ちなみに、管理人は作曲はしたいけど、仕上げられない人です。という訳で、何かと足りない点があるかと思うので、ご意見お待ちしております。ただ、一方でシンプルさを重視しているため、機能を盛り込むことはしないとあらかじめ断っておきます。

文字ばかりで読む気がしないと思うので、次からはスクリーンショットとか入れていきます。

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