それはさておきImage LineのFL Studio Mobileがリリースされたので、iPhone版を購入してみました。その理由は、簡単に書いておくと以下の通りです。
- 知名度が高いソフトウェア会社のシーケンサーをチェックしておきたい
- 使用用途を音源に限っても十分に安いこと
- デザインが好み
しかし、その一方でUIがMusic Studioに非常に似通っている点は、懸念していました。これについて調べたところ、どうやらMusic Studioの開発者はFL Studio Mobileの開発に協力しているようです。
※Music StudioのForumのGeneral discussion "Why did Xewton help develop FL Studio Mobile?"に詳しい。
一方で、僕はMusic Studioは購入していません。Lite版を使って満足してしまったのが正直なところです。ただ、Music StudioもFL Studio Mobileも個人的に問題だと思うのはボタンが小さ過ぎる点です。UIの話はまだ何も書いていませんが、"押せる"と"押しやすい"を分け考えていますので。
だいたいの使用感はMusic Studio Lite版ですでに分かっていたのですが、エクスポートしたSMFの出力がどうなっているかという点には関心がありました。各楽器トラックの先頭0tickに以下のイベントが出力されていました。
- Program Change
- CC7 (Volume)
- CC10 (Pan)
- CC72 (Release Time)
- CC73 (Attack Time)
- Program Change
- CC0 (Bank Select MSB)
- CC7 (Volume)
- CC10 (Pan)
- CC32 (Bank Select LSB)
この点、SMFの作法があるのは承知しているのですが、あくまで現状はこのようにしています。SMFのセットアップに関しては、案外悩みどころです。
※SMFの作法に関しては、YAMAHAのpdf "XG楽曲データ制作の指針 Ver2.01"をチェックすると良いでしょう。