2011年4月21日木曜日

midif0nでいろいろな楽器を鳴らすための方法(プリセット変更方法)

レビューも新たに一件頂きましたが(前回レビューしてくれた方はわざわざ取り下げてくれたみたいです)、直に返信できないのが残念です。この点は、App Storeのレビューシステムの欠点としてよく指摘されています。せっかくなので、ここに思う事を書いておきます。

オプション、機能の複雑化について
オプションや機能はバージョンが上がるにつれて、かなり複雑になってきていると自覚しています。シンプルなMIDIシーケンサーと書いてありますが、だんだんその言葉に偽りありと感じています。ですから次のバージョンあたりで、小節編集やコードの編集は画面を分けて極力同じボタンの位置に複数の機能を割り当てるのはやめるつもりです。オプション画面に関しては日本語の説明を入れることを検討してみます(そもそも英語も中途半端だと思うし)。

休符について
REST(休符)ボタンはありますが、データ的には休符の概念はありません。また視覚上、休符は単純に空白になります。バージョン1.4からファンクションメニューが固定化されましたので、ボタン自体は見つけやすくなったと思います。

楽器変更について
まずアプリをインストールした時点ではサイン波しか鳴りません。ピアノやトランペットを鳴らしたい場合、サウンドフォントファイル(拡張子.sf2)を準備する必要があります。
以下、その手順を付属のHELPから抜き出しておきます。

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チュートリアル
◯サウンドフォントの設定
ここでは本家のサウンドフォントファイル(Copyright © 1994-1995, E-mu Systems Inc./Creative Technology, Ltd.) を用いた例を紹介します。
※サイズが小さく、レイヤーが少ないので、複雑な曲を再生するのにお勧めです。

Mac/PC側の操作説明
1. 下記リンクをクリックすると、Creative の開発者向けページが表示されます。

2. 表の一番上の enablerをダウンロードします。
3. enabler.zip を解凍します。
解凍先のディレクトリのサブディレクトリDATAの中にsoundfontが含まれています。
この中のGM対応ファイルは、以下の2ファイルです。
SYMTHGMS.SF2 1.1MB (enabler/DATA/SYMTHGMS.SF2)
GMGSMT2M.SF2 2.1MB (enabler/DATA/GMGSMT2M.SF2)

4. ファイルをiPhoneの中に移動するために、iTunesを起動します。
5. iTunesのファイル同期機能を用いて、midif0nに解凍したファイルを送ります。

iPhone/iPod touch側の操作説明
1. midif0nを起動します。
2. サイドメニューのシステムボタン→SF2読み込み(sf2)ボタンを押して下さい。
リストに上記ファイルが表示されているはずです。
3. 読み込みたいファイルを選択します。
4. 右上の×ボタンを押して、リストを閉じます。
これで、サウンドフォントがメモリに読み込まれます。
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この後、実際に楽器の音を変更するのは、編集ボタン→プリセット変更ボタン(preset)を押し、表示されるプリセットリストから選択するのが一番簡単です。他には再生中にミキサーボタン→(何もボタンを押さずに)トラック表示をドラッグ等の方法があります。

ところで、推奨音源としてE-mu関連のサウンドフォントを3つ挙げていますが、他にもE-muの良さそうなサウンドフォントが見つかったため今後取り上げたいと思います。


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