2011年4月22日金曜日

Musikmesse 2011 雑感

今更ですが、NAMMの記事に続いて、4/6-ドイツのフランクフルトにて行われたMusikmesse 2011の雑感を書いておきます。

YAMAHA i-MX1 ※2011/7/2 リンク追加
まず一番最初に開発に関わってきそうなものを紹介します。公式サイトのリリース情報はまだないようですが(MusicProductionGuide_2011_Messe_EN.pdfで検索すれば、カタログが見つかります。)、CoreMIDI対応のiPad/iPhone/iPod Touch用のMIDIインターフェースです。Line6のMIDI MobilizerはまだCoreMIDIに対応していないはずなので、開発者としてはこちらの方が扱いやすそうです。僕個人としては、iPhone/iPod TouchとUSB-MIDIで直結できるのが理想的です(電源の問題はありそうですが)。MIDI端子ありの良い小型キーボードがあれば、MIDIケーブル直結でも別に良いのですが...。
価格も期待しています。

HAMMOND SUZUKI SK1, SK2
それぞれClaviaのNord Electro, Nord Cシリーズを思わせる軽量コンパクトなオルガン。物理ドローバーあり、ハモンドブランドということで競争力も十分あると思います。エクストラボイスがより豊富になったり、パイプオルガンのシミュレートも可能になっていてかなり好印象です。価格は、SK1(170,000円), SK2(240,000円)ぐらいなので、SK1は高めに感じます。製品の素材だけ見れば、SK1はXK-1より安く済むはずなんですけどね。

Roland JUPITER-80
SuperNATURAL音源(VA, PCM+モデリング), オルガン音源と多数の音源方式を載せるのは、KORGのKRONOSと同じですが、ライブパフォーマンス向けの製品です。さりげなくこの前発表された"MIDI Visual Control"に対応しています(仕様上V-LINKとどう違うのかまだ把握していませんが)。個人的には、Rolandの製品は割と多く使っていたこともあり、KRONOSの方が魅力的に映りますが、消費電力が60Wと高いのが残念なところです。JUPITER-80が25Wですので、この点は多めに感じます。す。ちなみにOASYSは130Wでした。さながらデスクトップ(OASYS)とラップトップ(KRONOS)という感じですね。

KORG WAVEDRUM mini
ドラムセットは敷居が高いけど、パーカッションには興味あります。価格発表待ち。

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